研究所について


所長ご挨拶

皆さま、こんにちは。子どもの健康福祉研究所 所長の前橋 明(まえはし あきら)と申します。
当研究所のホームページをご訪問いただき、誠にありがとうございます。私たちの研究所は、「すべての子どもたちが健やかに育ち、心豊かに生きる社会の実現」を目指し、医学・福祉・教育・保育・体育など、多角的な視点から、子どもたちの健康と生活、幸せづくりに関する研究・実践活動と国際交流を行っております。
近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しており、心身の健康、家庭や地域社会との関係、そして、教育・保育・療育のあり方など、様々な課題が複雑に絡み合っています。私たちは、こうした現状に真摯に向き合い、エビデンスに基づいた知見を社会に還元することで、子どもたちとそのご家族、また、子どもたちを育む保育者や教育者の支援にも寄与したいと考えています。
本ホームページでは、研究成果や取り組み、育児や健康づくり情報、イベント情報、そして、子育てや保育・教育・療育現場に役立つ情報などを発信していきます。研究者や専門職の方々はもちろん、子育て中の保護者や保育者、教育者の皆さまにも役立ていただける内容を目指しています。
未来を担う子どもたちのために、地域や世代を超えて、力を合わせていけたらと願っております。今後ともどうぞ温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2025年4月吉日

子どもの健康福祉研究所
所長・医学博士 前橋 明
(学校法人古谷野学園顧問・早稲田大学名誉教授)

理事長ご挨拶

本学園では、2021年4月より、早稲田大学教授・医学博士である前橋 明教授による「子どもの健康福祉学」の理論と実践を導入してまいりました。シンプルで誰にでもわかりやすいその理論と実践は、子どもたちを健康にするだけでなく、保育や育児を楽しむための多くの要素を含んでいます。

特に「健康的な生活リズム」の一点突破による改善効果は顕著であり、本学園の3施設において、保育者や保護者にとって大きな支えとなっています。子どもたちを健康に導く合言葉「食べて、動いて、よく寝よう!」は、本学園の保育理念の柱となっています。子どもの健康を守ること、子育ての不安を軽減すること、そして親子でふれあい育児を楽しむ健康的な生活リズムを整えることは、少子化問題の解決にもつながる重要な鍵であると考えています。

こうした背景のもと、本学園はこのたび「子どもの健康福祉研究所」を設立し、次世代を担う子どもたちの健康と福祉に貢献するための新たな一歩を踏み出しました。

研究所の所長には、早稲田大学名誉教授・医学博士であり、「子どもの疲労研究」の第一人者でもある前橋 明教授をお迎えいたしました。前橋教授は、長年にわたり子どもの健康福祉学の理論と実践を体系化され、その卓越した学識と知見と情熱により多くの成果を築いてこられました。今回、そのご指導を本学園の保育現場や子どもたち、ご家庭に直接フィードバックしていただけることを、大変光栄に存じています。

同時に、本学園で得られた実践的な知見も、研究所において共有し、子育てを担うすべてのご家庭、関係者、そして関係省庁への貢献につなげてまいります。

現代社会において、子どもたちが健やかに成長し、豊かな人生を歩むためには、「栄養・運動・休養」に基づいた健康的な生活リズムの確立と、外あそびを通じた身体的・社会的・知的・精神的・情緒的な五つの側面での成長、さらに、親子のふれあいによって心を育むことが極めて重要です。

本研究所は、前橋 明教授が築き上げてこられた理論と実践を大切に受け継ぎながら、子どもたちが直面する現代の課題、そして未来の課題にも積極的に取り組み、より良い社会の実現に向けて、具体的な提言と実践を行ってまいります。

今後とも、皆さまの温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。


令和7(2025)年4月吉日

学校法人古谷野学園
星の宮幼保園
かやまるこども園
星の子ランド保育園
理事長 古谷野浩史